早速3組の方から託児希望でお申込みいただきました!
ありがとうございます<(_ _)>
つい先日、寝返りしました!と教えてくださった親御さんがいらっしゃって、ともに喜びを分かち合いました!
育ちを助けるあそびをお伝えさせていただきながら、あーかな…こーかな…と親御さんと一緒に試行錯誤していたのもあって、喜びも倍増です✨✨
さて、母子保健や保育、子育て支援の世界では、「発達を促す○○」という言葉が多く使われています。
私も「発達を促すあそび」など、違和感なく使っていた時代がありました。
そんな時代を経て現在は、支援者が発達を促すのではなく、赤ちゃん自身が自分のチカラに気づくサポートをしましょうというお話をさせていただいています。
つい先日、寝返りをした赤ちゃん。
横向きにはなるけれど、そこから寝返りしそうで…。
反りながらチャレンジしてみたり、お腹にチカラを入れてみたり、試行錯誤する姿がありました。
横向きになりやすい方向は決まっていて、そちらに寝返りしたいのだと親御さんも私もそう思って応援していました。
しかし、実際に初めて寝返りを成功させたのは反対側。
反対側は横向きにしてもお顔がついてきにくかったのです。
親御さんにあそびのポイントをお伝えして、おうちでやってみてもらうと早い段階で動きに変化があったそうです。
動きのコツをつかんだ赤ちゃんは自信にあふれていて、よりイキイキとしているように感じます。
からだとこころはつながっている。やっと自分の思うように動けるようになって、嬉しくて何度も何度も繰り返します。
やっぱり、「発達を促す」というよりは「育ちを助ける」という言葉の方がしっくりくるなぁと思いました。
こちらの「寝返りしてほしい」という意図よりも、赤ちゃんがどうしたいかという気持ちから、赤ちゃんの動きが生まれる。
そう教えてもらったような気がするからです。
話は少し変わりますが、「寝返りしないんです」とある親御さんがおっしゃっていて、おせっかいにも育ちを助けるあそびをお伝えしたのですが、親御さんピンときていないなぁと感じたことがありました。
つまり意図が伝わっていないのです。
特に相談の場面ではなかったので、サラッと私も引きましたが(笑)
赤ちゃんが自分のチカラで寝返りするのを待つことももちろん大切ですが、親がそこにどう関わるかも大事だなぁと思うことがあります。
寝返りを教えるというよりは、寝返りに向けて必要な動きがいくつかありますので、その一つ一つを親子で遊びながら感覚を入力する機会、こう動いたら動きやすいよと提案する機会にしていけたら、赤ちゃんは動きのコツをつかみやすいかなと思うのです。
もう一つ、赤ちゃんは寝返りのような動きをお母さんのお腹の中で練習してきていると言われています(すべての赤ちゃんがとは言い切れませんが)ので、それをお腹の外でどう再現するかを体験する機会、それが育ちを助けるあそびになります。
「できないできない」と言っていないで、一緒に遊んで助けてあげたらいいのにー!
なんて、心の中でつぶやくタカマツでした(笑)
それぞれの親御さんにタイミングがありますし、こちらが言葉を選んだつもりでも相手にはピンとこないこともあります。
支援者が育ちを助けるあそびを知ることで、親御さんのふとしたつぶやきを拾って、こんなあそびがあるよー!やってみませんか?と伝えられる機会が増えたら、母子保健や保育、子育て支援の世界はよりよいものになる(今でも素晴らしいのですよ!)。そして、赤ちゃんは自分の動きたいように動き、自分のもっているチカラを発揮していく!
それが、幼児期以降のからだとこころの土台になる。
地道に地道に伝え続けていこうと思います。
もし、育ちを助けるあそびをやってみたい!という親子さんがいらっしゃいましたら、わくどきへお越しください!一緒にたっぷり遊びましょう♪
母子保健や保育、子育て支援などに関わる支援者の皆さまには、こちらの講座をご用意しております。
育ちを助けるあそびはもちろんのこと、赤ちゃんや子どもたちの育ちの魅力や素晴らしさをたっぷりお伝えさせていただきます!
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