【くうねるあそぶ相談室】1歳を迎えて午前中になかなか寝ません。

くうねるあそぶ相談室

くうねるあそぶ相談室では、
・赤ちゃんや子どもたちの「くうねるあそぶ」を大切にはぐくむお手伝いをしています。
・ひとりひとりにあった「くうねるあそぶ」をはぐくむ環境について一緒に考えます。
・その先に、お母さんをはじめ親御さんが自信をもって安心して子育てができ、なにより大人も子どもも笑顔でいてほしいと願っています。

実際に「くうねるあそぶ相談室」にいただいたご相談を、親御さんの同意を得てご紹介させていただきます。

Aさん、ご快諾いただきありがとうございます!!

今治在住<br>Aさん
今治在住
Aさん

1歳を迎えた頃から、午前中の寝かしつけに時間がかかるようになりました。
何か良い方法はありますか?

ご相談いただきありがとうございます。
今までは寝ていた時間帯にお昼寝しなくなってしまったんですね。
Bちゃんは眠そうにしていますか?

Aさん
Aさん

それが布団の上で動きまわって、眠そうではないんです。

なるほどですね。
だんだんと体力がついてきて、午前中に眠らなくても活動できるようになっているのかもしれませんね。
午前中のお昼寝はなくしてみてもいいかも。。

Aさん
Aさん

確かに午前中寝ずにいた日があって、その時は午後はすんなり寝てくれました!
午前中の寝かしつけはなくしてみます。ありがとうございます!

お子さんの成長とともに、睡眠に対する欲求も変化していきます。

本人は眠たくないのに寝かしつけられる。親御さんは寝かしつけないと!と頑張る。
これでは親子共々疲れてしまいますね…。

今回のご相談は、午前中のお昼寝をなくしてみましょうというご提案でしたが、同じくらいの月齢でもうちの子には午前中のお昼寝が必要そう…という場合もあるかと思います。

午前中のお昼寝っていつからしなくなるのでしょうか。。

今回はこちらの本から引用させていただきます。

昼寝が午後1回になる時期は、日本では生後14ヵ月ごろから(Ma G, 1993)、外国の論文では15~24ヵ月ごろと報告されています。概日リズムが明確になり、体内時計はほぼ成熟したといっていいでしょう。

三池輝久 赤ちゃんと体内時計 胎児期から始まる生活習慣病 集英社新書 2021 p.56

午前中のお昼寝をしなくなる時期って、かなり幅がありますね…。

Bちゃんは1歳を迎えて、だんだんと午前中は活動して午後は少し休んで、夜はたっぷり眠るという1日のリズムがついてきたんですね。立派な成長です☆

こうやって、赤ちゃんは生まれてから最初の1年で地球上でどう暮らしていくかを親御さんに教えてもらいながら昼と夜のリズム(体内時計)をつくっていくんですね。

きっとご相談いただいたAさんは、今まで通り午前も午後もお昼寝させないといけないと思って頑張られていたんですね。

ここで子育てを助けてくれるのが研究者の方々が発表してくださっている「情報」かなぁと思うのです。決して、親御さんを縛るものではなく…。

Aさんにご相談いただいて、改めて「情報」がその人にあったものであると、子育ての悩みが解消したり、子どもにとっても親に理解してもらえたという体験につながるのかなと感じました。

Aさん、ありがとうございました(*^^*)

むぎゅハウスでは、赤ちゃんや子どもの睡眠についてもご相談いただけます。

ネットで調べてもイマイチよくわからないことは、ぜひ一度くうねるあそぶ相談室へご相談ください。お子さんやご家庭の環境にあわせた方法を一緒に考えます。

利用料についてはこちらをご覧ください☺

そして、からだを使って楽しくあそんで、くうねるあそぶを大切にはぐくむお手伝いもしています。

ほどよい疲れで眠りやすく!
親子で楽しくあそびながら、生活リズムも整えていけたらステキだなぁと思っています。

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