【くうねるあそぶ相談室】ハイハイを十分する前におすわりをしてしまいました。

くうねるあそぶ相談室

くうねるあそぶ相談室では、
・赤ちゃんや子どもたちの「くうねるあそぶ」を大切にはぐくむお手伝いをしています。
・ひとりひとりにあった「くうねるあそぶ」をはぐくむ環境について一緒に考えます。
・その先に、お母さんをはじめ親御さんが自信をもって安心して子育てができ、なにより大人も子どもも笑顔でいてほしいと願っています。

今回いただいたご相談はこちらです。
(掲載にあたり親御さんの許可をいただいております。ありがとうございます。)

ずりばいが上手になる前にお尻を高くあげるようになり座ってしまいました。
しばらく様子を見ていましたが、ハイハイしたくてもお尻が上がってしまって座ってしまうようです。
座ってしまったら、そのまま動けなくなって泣いたりこけたりしています。
お尻のあげかたがとても上手になっていて、そのまま立ってしまわないかと思うほどです。
発達の順番を抜かしているか心配しています。

相談をくださった親御さんは、ご自身のお母さんから「大人が座らせないように気をつけて」と助言をもらっていたので、そのことを気をつけていたそうです。でも、思っていたより早く自分でおすわりをしてしまったとのことでした。

私はまず親御さんのお母さんの助言に驚きました。というのも、小児科の先生や保健師さんからは「おすわりの練習をしてください」と聞くことの方が多いからです。

親御さんは、赤ちゃん自身が自分でおすわりをする力をつけるためにと教わったそうです。

「子育ては周りにいる人のアドバイスに大きく影響されますね」そんなお話を親御さんとしました。

実際にお子さんに会った時には、よつばいのハイハイも披露してくれました。赤ちゃんは自分で動きながら試行錯誤していきます。なので、できるだけ自由に動ける環境を整えてあげたいです。相談者の親御さんもそのような環境を整えてくださっていました。

あと、おすわりからバランスを崩してしまうというお話もありました。そもそもバランスを崩してしまうのはダメなこと?そんなお話もしました。

それから親御さんはお子さんのおすわりの様子をよく見られて、お子さんがみずから考えて動いている姿に感心されていました。

私の方からは、お子さんの今のずりばいやはいはいの様子、そしてそこからおすわりに向かう動きを見せていただいたり親御さんからお話を伺ったりして、お子さんにあった(お子さんが今楽しめそうな)からだの育ちを助けるケア(ベビーマッサージやからだあそび)をお伝えしました。

親御さんがおうちでのケアやあそびを続けてくれて、今まで見たことがなかったからだの動きや遊んでいる姿が見られました!と後日ご連絡をいただきました。

お子さんがもともと持っている力がさらに引き出されたようで、親御さんもお子さんも笑顔になってくれたのかなと思うと私も嬉しいです。

そういえば、「赤ちゃんの発達のことって教えてもらう機会がない」と親御さんがおっしゃっていて、確かに健診で質問すれば教えてはもらえるけれど、それ以外ではあまりないかもしれないなぁと改めて思いました。

「ネットで調べても細かい部分は出てこない。聞いた方が早いなと思って相談してみました」ともおっしゃっていました。

親御さんのリアルな声は、とてもありがたいです。ありがとうございます。
くうねるあそぶ相談室が親御さんにとって拠りどころとなりますように。

利用料についてはこちらをご覧ください☺

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