“赤ちゃんのすごさ”を改めて知りました!

その他

honoka塾赤ちゃん発達講座入門編を保健師さんが受講してくださいました。
「何をもって首がすわっていると判断するのか、最近考えます…」とのこと。

親御さんにはわかりやすく「縦抱きにしても首がグラグラしなくなりましたか?」などと尋ねはしますが、首がグラグラしなくなった=首がすわっている状態とは言いがたい時があるのも事実です。

本講座では、首すわりとはどういう状態かについて学びます。
今回は受講者さんが保健師さんということもあり、引き起こし反応についての理解を少し深めていきました。

引き起こし反応とは、首のすわり具合をみる方法のひとつです。
4か月健診で小児科の先生や保健師さんがよくやっているのを見ると思います。

この引き起こし反応を赤ちゃんの気持ちになって(笑)
赤ちゃん役を受講者さん、保健師役を私が担当し、体験してみました。

まず、首のうしろを縮めたまま引き起こしてみました。
赤ちゃん役の受講者さんは「とにかく首のうしろがしんどい」とおっしゃりました。

次に、首のうしろを伸ばして引き起こしてみました。
この時、脚も伸ばしたままだったので、脚に力が入らず起きづらそうでした。

そこで、膝を曲げて再チャレンジ!
すると、保健師役をやっている私の手へ、受講者さんの腹筋に力が入ったという感覚が伝わってきました!

「今、おなかに力入りました?」と私が受講者さんに尋ねると、「入りました!」と。

私は受講者さんの手しか握っていませんでしたが、腹筋に力が入ったということを感じとりました。

実際に引き起こしを体験していただいて、首のうしろの動きを変えることで力の入る位置も変わるということがわかりました。受講者さんも「おもしろい!」とおっしゃっていました。

私たちのからだっておもしろいですよね!
それを受講者さんと共有できて、私も嬉し楽しい♪
そして、五感で感じる引き起こし反応。ただ首のすわり具合をみるだけでなく、赤ちゃんがどこに力を入れているかを手の感覚から感じることもできるのだと新たな発見がありました!

さて、今回の引き起こし体験は大人同士で実施したものですので、赤ちゃんに対して引き起こしを行う場合とは異なる箇所があります。
赤ちゃんの首はとてもデリケートな部分ですので、乳幼児健診に従事されている方以外が引き起こしを行うことはお勧めできません。赤ちゃんの首のすわりが気になる場合はお近くの小児科や保健センター等にご相談ください。

ということではありますが、首すわり前や首すわりの頃から安全に楽しめる遊びを本講座ではお伝えしています。

これなら、乳幼児健診に従事していない子育て支援者の方でも実践していただけますし、親御さんにもお伝えいただけます。

赤ちゃんの育ちは「首」から始まります。
この「首」の育ちをまずは丁寧に丁寧に。赤ちゃんが自分のもっているチカラを発揮できるような遊びや環境を整えていけたら…と考えています。

↓↓受講者さんからいただいたアンケートをご紹介させていただきます(^^♪

Q. 講座はどうでしたか
 非常に良かった。日々の相談業務で、知識として、また実際にアドバイスとして使える。

Q. 全体を通して良かった点を3つお書きください

 ① 胎児期からのつながりを学べたこと。
 ② “赤ちゃんのすごさ”を改めて知ったこと。
 ③ あごを引くこと、正中位の大事さを知れたこと。

ありがとうございます(*^^*)
実際に赤ちゃんの動きを体験してみると、赤ちゃんのすごさを身をもって感じますよね。
私もこのお仕事をしていて、まずは自分が感じることが大切だなぁと感じています。

また、ご一緒に学べる日を楽しみにしております!!ありがとうございました♪

次回は12月19日㈰の10時から開催いたします(^^♪
詳しくはこちらをご覧ください。

他の日程のご希望も喜んで承ります♪
必要な方に届きますように♡

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