先月、honoka塾赤ちゃん発達講座~入門編~を保健師さんが受講してくださいました。
受講動機をお伺いすると、「公的な研修は抽象的なものが多く、もっと日々の仕事に活かせる実践的な研修を受けてみたいと思うことが多々ありました」とのことでした。
わかります!
つい字が大きくなってしまいました(笑)
公的な研修(職場で受けられる研修)は、それはそれで充実した内容なのですが、教科書的と言いますか…。私ももっと具体的に学びたいと思って、honoka塾赤ちゃん発達講座入門編に出会うことができました。
というわけで、今回の講座は「保健師が日々の仕事に活かせる実践的な」 内容も交えてお伝えさせていただきました。
講座の中で受講者さんから、こんな質問をいただきました。
生後3ヶ月、追視を全くしない赤ちゃん、様子をみたら大丈夫?
講座では、赤ちゃんの運動発達と発達支援のヒントについてお伝えしています。
生後3~4か月頃には、からだの基礎力として首がすわり、からだの動きとして追視がみられるようになると言われていますが、もちろん個人差があります。
月齢のことは一旦脇に置いておいて、目の前の赤ちゃんの育ちに目を向けてみるとどうでしょう?
追視の前に、からだの基礎力である首すわりはどうでしょう。
首すわりに向けて積み重ねていくチカラとは?
受講者さん、何か腑に落ちたようでテキストにたくさんメモをされていました。
そう、月齢だけで「できる」「できない」を判断しようとすると、結論はだいたい「様子をみてみましょう」「まぁ大丈夫でしょう」なのです。
講座では、首すわり・ねがえり・はいはい・おすわりの発達についてもお伝えしていきます。
それぞれのからだの動きに向けて積み重ねていくチカラとは…?
赤ちゃんの運動発達をたどっていくと、一つひとつのからだの基礎力や動きの集大成で成り立っていることがわかります。
その始まりである「首すわり」←本当はもう一つ前の段階があるのですが、気になる方はぜひ受講してください(笑)
「首すわり」は、単に首がグラグラしなくなることだけではありません。丁寧に見守っていきたいです。
なので、「様子をみましょう」だけではもったいない!と個人的には思うのです。
例えば「こんな遊びを楽しみながら様子をみてみましょう!」と提案することが、赤ちゃんの育ちを助ける環境づくりにもつながるのではないか。そんなことも感じています。
講座では、からだの育ちを助けるケア(おうちでできる遊び)についてもお伝えしています☺
(あくまでも提案ですね。支援者の一方的な押しつけになってしまわないように気をつけようと思う最近です。)
最後に受講者さんの感想です。
・具体的に発達を促す関わり方・遊び方を沢山教えていただけたので、実際に保健指導の場で活用できると思いました。今まで受けた研修の中でダントツに良かったです。
<全体を通して良かった点>
・根拠を学べたことで今後自分が誰かに伝えたい時に表面的な浅い知識ではなく、考えて伝えられると思いました。(すぐ忘れたりしない気がします。)
・自分の体を使って実践できたことで分かりやすかった。
・先生が優しく、こちらのペースに合わせて教えてくれた。
<その他>
・参加者が一人だったので開催してもらうのが申し訳なかったのですが、メールのやりとりからずっと丁寧に関わって下さりありがたかったです。
ありがとうございます(*^^*)
受講はお一人からお受けしております。なので、申し訳なくはありません!
今回初めて保健師さんが受講してくださり、とっても嬉しかったです( ;∀;)
保健師が根拠をもってアセスメントした上で、目の前の親子さんにとって必要だと判断したことを親御さんの気持ちに寄り添いながら伝えるというのは専門性そのものですよね。その一助に本講座がなれたのなら嬉しいです!
また実践してみてどうだったか教えてくださいね♪ありがとうございました<(_ _)>!!
次回は2021年9月4日㈯ 10時~13時に開催いたします。詳しくはこちらをご覧ください。
必要な方に届きますように!お待ちしております(^^♪
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